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マンウィズの映画タイアップ曲について
ライブチケットは入手困難、フェスではステージ入場規制がかかるなど、いまやモンスターバンドとなったマンウィズ。
2023年には大晦日恒例のNHK紅白歌合戦への初出場も決まり、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進し続けています。
そんな彼らの存在感を高める要因の一つに、様々な映画やTVドラマやCMとのタイアップがあります。
マンウィズは映画やドラマなどに楽曲を提供することで、彼らの音楽観や世界観を表現すると同時に、映画やドラマ作品により大きな感動を与えているのです。
特に映画においては、2023年の時点でなんと彼らの楽曲の8曲が映画主題歌として起用、そして4曲が映画内で挿入歌として起用されています。
これまでに映画の主題歌として使われた曲
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- Emotions
- Wake Myself Again
- your way
- Dead End in Tokyo
- Find You
- Take Me Under
- 86 Missed Calls feat. Patrick Stump
- More Than Words
これまでに映画の挿入歌・イメージソングとして使われた曲
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- whatever you had said was everything
- Perfect Clarity
- Give it Away
- Tonight, Tonight
今回はマンウィズがいままで楽曲を提供してきた映画を、一挙に紹介していきます。
HK変態仮面
公開日:2013年4月13日公開
楽曲:Emotions(主題歌)
あんど慶周による原作「究極!! 変態仮面」は、1992年から1993年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載され、本映画は漫画の実写版。
わずか1年余りの連載ながら、強力なインパクトで大人気となり伝説の作品となりました。
主演の鈴木亮平さんは超筋肉質の変態仮面を演じるため、体重を15kg増量した上で脂肪を落とすという肉体改造を行ったそうです。
海外でも公開され、台湾、香港、NY、スイス、スペンなど10近くの映画祭からオファーが殺到した作品です。
Jean-Ken Johnny(ジャンケンジョニー)さんは、当時楽曲提供にあたり
”映画『変態仮面』ノ主題歌ニ我々ノ楽曲『Emotions』ガ使ワレル事ニナリ、光栄極マリナイデス。
主人公同様我々モ容姿デ誤解サレル事ガ多イコノ世ノ中、シカシ大事ナノハ心デアリ情熱、マサニEmotions。
皆様、是非映画モ楽曲モ楽シンデ下サイ”
とコメントしていました。
JUDGE/ジャッジ
公開日:2013年11月8日
楽曲:Wake Myself Again(主題歌)
原作は、シリーズ累計部数160万部を超える外海良基の人気コミック「JUDGE」。
月刊少年ガンガンにて2010年2月号から2012年9月号まで連載された、デスゲームを題材としたスリラー作品です。
映画製作側より、理不尽な極限状況に追い込まれた主人公の言いようのない怒りを表現するには、マンウィズのパワフルでエネルギッシュなサウンドしかないとオファーしたところ、もともとJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)さんが原作のファンだったそうで、本作への楽曲提供がすぐに決定しました。
本作品の映画監督は、歌詞の「Wake Myself Again もう一度自分自身を目覚めさせる」のフレーズが、映画の内容や登場キャラクター・オオカミの覚醒シーンなどに通じる部分があるとして、楽曲と映画とのコラボに大変満足されたそうです。
風俗行ったら人生変わったwww
公開日:2013年11月9日
楽曲:your way
「風俗行ったら人生変わったwww」は、インターネット掲示板 2ちゃんねるにて5000万アクセスを突破したネット小説が原作で、本作は単行本化もされました。
自分を変えたいと願う主人公・遼太郎を満島真之介さんが演じ、ワケありの風俗嬢・かよ役を佐々木希さんが演じました。
マンウィズの楽曲「your way」 の中で、明日を切り開こうとする強いメッセージが映画の世界観とマッチしてことから、またまた映画製作サイドからの希望により主題歌への起用が実現したそうです。
マンウィズ大人気ですね。
クローズEXPLODE
公開日:2014年4月12日
楽曲:whatever you had said was everything(挿入歌)
高橋ヒロシの人気コミックを映画化したヤンキーアクションシリーズ第3作目。
原作は、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス・エクストラ〉にて2018年~2020年に掲載されていました。
また本作の『クローズEXPLODEオリジナルサウンドトラック』には、マンウィズ以外にもDragon Ash、THE STREET BEATS、横道坊主といった豪華なバンドの楽曲も収録されています。
新宿スワン
公開日:2015年5月30日
楽曲:Dive(主題歌)The Cure(挿入歌)
原作は和久井健による日本の漫画作品で、週刊ヤングマガジンにおいて2005年から2013年まで連載されました。
テレビ朝日系列で2007年8月18日からドラマ化もされた作品です。
物語は、新宿は歌舞伎町を主な舞台としたスカウトマンを主人公に、その成長や歌舞伎町の裏社会を描いています。
本作の主題歌が決まった時のジャンケンジョニーさんのコメント
”原作漫画ノ連載時、掲載サレテイタ『週刊ヤングマガジン』発売ガ待チキレヌ程ノメリ込ンダ大好キナ作品。
作者ノ実体験モ元ニサレテオリ、極道会ト風俗業界ノリアルナ恐ロシサヲ突キツケ、エグイ程ノ復讐ト憎悪ノ螺旋ガ描カレナガラモ、登場人物ノ繊細デ赤裸々ナ感情描写ニ自分ハ虜ニナッテオリマシタ。
ソンナ作品ガコレダケ豪華ナキャスト・スタッフノ手ニヨリ映画化サレ、素晴ラシイ作品ニナッタ事ニ1ファントシテ心ヨリ感動シテオリマス。
欲望渦巻ク新宿ヲ舞台ニタダ一人舞イ降リタ白鳥(スワン)ノ如ク、真ッ直グデ純粋ナ主人公ガ自身ノ意味ヲ見出サント、現実ト理想ノ葛藤ニ苛マサレナガラモ成長スル姿トソノ心ガ、我々ノ楽曲『Dive』ノ詞ト世界観ト自分デモ驚ク程化学反応ヲ起コシテ共鳴スルモノニナッタト勝手ニ喜ンデオリマス。
願ワクバ映画ヲ御覧頂ク皆様ニトッテモ作品ト切リ離セナイ楽曲ニナッテクレタラ嬉シイデス。”
マッドマックス 怒りのデス・ロード
公開日:2015年6月20日
楽曲:Out of Control(日本版エンディングソング)
Out of Conrtol はマンウィズとゼブラヘッドのコラボ曲で、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の日本版エンディングテーマのために書き下ろした曲です。
本映画においてもまた、監督のジョージ・ミラーがマンウィズの音楽を気に入ったことから、日本版エンディングテーマのオファーにつながったそうです。
ジャンケンジョニーさんのコメント
”『マッドマックス』ハ、オリジナルノ映画モ大好キダッタ作品。
自分タチガ関ワッタ音楽ガコノ映画ニ使ワレルノハ心ヨリ嬉シイデス”
X – ミッション
公開日:2016年2月20日
楽曲:Give it away(イメージソング)
犯罪集団の疑いがかかるエクストリーム・スポーツのチームに潜入したFBI捜査官の活躍を描いたストーリですが、前代未聞の最強アクション映画ともいえる本作。
サーフィン、スノーボード、モトクロスなど、各ジャンルの本物のエキスパートを多数起用し、CGを一切使わない全編生身のアクションというハラハラする映画です。
ジャンケンジョニーさんのコメント
”高マル。ヒリツク。エクストリームスポーツノ興奮ト緊張ガ映像カラ襲イカカル。
世界トップクラスノ超一流アスリート陣ガCGヲ一切使ワズニコレヲヤッテノケタト言ワレテド肝ヲ抜カレタ。
人間ノ極限ヘノ挑戦ト可能性、加エテ大自然ノ偉大サト忘レテハイケナイ畏敬。1991年ノ名作『ハートブルー』ヲ原案ニシテトンデモネー常識破リノミッションガココニ!!!”
新宿スワンⅡ
公開日:2017年1月21日
楽曲:Dead End in Tokyo(主題歌)
2015年に公開された新宿スワンではDIVEが主題歌に起用されましたが、前作に続いての主題歌起用となります。
覆面系ノイズ
公開日:2017年11月25日
楽曲:Find you(エンディングテーマ)
本作は福山リョウコ原作の漫画で、花とゆめに2013年から2019年まで連載され、コミックス累計発行部数は200万部と突破したという大ヒット作品の実写版となります。
登場人物それぞれが伝えられない想いを秘め、その想いを歌や音楽にのせて相手に届けるという、なんともキュンとするラブストーリーです。
作品内に登場するバンド「in NO hurry to shout;」が演じる曲「Close to me」も、マンウィズが手掛けた作品となります。
ひらがな男子
公開日:2018年05月11日
楽曲:DON’T LOSE YOURSELF(挿入歌)
本作は、バカリズム、小出祐介(Base Ball Bear)、夢眠ねむ(でんぱ組.inc)が出演する日本テレビ系深夜番組「アイキャラ3」から生まれた、世界中の女性を笑顔にするプロジェクト「ひらがな男子」が映画化されたもの。
映画の挿入歌に使われた曲はなんと、2010年に発表したマンウィズのデビューアルバム「WELCOME TO THE NEWWORLD」から「DON’T LOSE YOURSELF」。
ジャンケンジョニーさんのコメント
”昔カラ知ッテイルプロデューサーニ熱烈ナオファーヲ受ケテ楽曲ヲ使ッテ頂クコトニナリマシタ。
コノ楽曲ハMAN WITH A MISSIONノ一番最初ノMVニナッタ、世ニ姿ヲ現ワシタ、言ウナレバ原点ミタイナ曲。嬉シイ限リデス。
2次元キャラ新時代トトモニ楽シンデ下サイ!”
こちらの作品も映画プロデューサーからのオファーだったとのこと。マンウィズモテモテですね。
いぬやしき
公開日:2018年4月20日
楽曲:Take Me Under(主題歌)
狼たちが長年豚に支配された架空の未来都市で、1匹のオオカミが立ち上がり、武装した豚たちに立ち向かうというストーリー。
まさにマンウィズのためにあるような映画(笑)
ジャンケンジョニーさんのコメント
メチャクソカッコイイアルヨ。
俺ラヨリ究極ナ生命体ガ出ルYO。
Take Me Under観テ、聴イテ、ブットブアルYO!
そしてマンウィズ・ファンにとって、映画本編よりも目を引くMVはこちら。
3人の信長
公開日:2019年9月20日
楽曲:86 Missed Calls feat. Patrick Stump(主題歌)
「86 Missed Calls feat. Patrick Stump」は、アメリカのロックバンドFall Out Boyのボーカリスト、パトリック・スタンプとマンウィズとで共作した楽曲です。
なおマンウィズとパトリック・スタンプとの共作は、「Dead End in Tokyo 」に続いて2曲目となります。
ゴジラvsコング
公開日:2021年5月14日
楽曲:INTO THE DEEP(日本版主題歌)
ワーナー・ブラザース、レジェンダリー・ピクチャーズ、東宝の3社が提携し、ゴジラとキングコングをクロスオーバーさせた映画。
その日本版主題歌にINTO THE DEEPが起用されました。
この曲のアレンジには、BOOM BOOM SATELLITESの中野さんが参加されています。
ジャンケンジョニーさんはかねてからゴジラのファンだったそうで、
”ゴジラハ自分ノ中ノ絶対的ナアイコンデモアッタノデ私ノ中ノ少年ハ完全ニ踊リ狂ッタノデス”
とのコメントを寄せました。
ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち
公開日:2021年年6月8日
楽曲:Perfect Clarity(挿入歌)
劇場版ラジエーションハウス
公開日:2022年4月29日
楽曲:More Than Words(主題歌)
本作は、2019年と2021年にフジテレビ系で放送されたドラマ”ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~”シリーズの劇場版作品となります。
ドラマのシーズン1と2においても主題歌を担当したマンウィズ。
「More Than Words」は、この映画のために特別に書き下ろしたそうです。
この曲を作曲したKamikaze Boyさんが、当時コメントを寄せています。
”ドラマシリーズニ引キ続キ、『劇場版ラジエーションハウス』ノ主題歌ヲ作ラセテ頂キマシテ、本当ニ嬉シカッタデス!
彼ラノ言葉ヲ交ワサナクトモ通ジ合エル、〝想いと想い”トイウツナガリヲコノ「More Than Words」トイウ楽曲ニ込メマシタ。
是非、映画ト一緒ニ楽シンデ頂ケタラ嬉シイデス!(「゚Д゚)「ガウガウ”
バイオレンスアクション
公開日:2022年8月19日
楽曲:Tonight, Tonight(挿入歌)
本作は、小学館「やわらかスピリッツ」で連載の超人気コミック「バイオレンスアクション」の実写版です。
この曲もまた、映画監督から直接、挿入歌をとのオファーが届いたそうです。
マンウィズ本当にモテモテですね。
なお本作品の主題歌にはAlexandrosのクラッシュが起用されています。
今後も映画やTVドラマで、マンウィズの曲を聴くことが増えてきそうですね。
2024年もマンウィズの活躍から目が離せません!
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