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マンウィズのバンド名:由来とその深い意味

マンウィズのバンド名の由来

2010年デビュー以来、日本のみならずアメリカやイギリス、ヨーロッパ、マレーシア、シンガポール、香港など、海外でも活動の幅を広げ続けるマンウィズ。

彼らのバンド名 Man With A Mission(マン・ウィズ・ア・ミッション)の由来を調べてみました。

バンド名の直訳とその意味

グーグル翻訳での直訳はこちら

翻訳では「使命を帯びた男」となっていますが、意味としては「使命を持った男」となります。

英語表記では、Man With A Mission 略してMWAM

カタカナ表記では、マン・ウィズ・ア・ミッション 略してマンウィズ

使命を持った男ということはわかりましたが、では一体どのような使命を持っているのでしょうか。

これについては、ドラムのスペア・リブさんがインタビュー内で、

「ワレワレハ アル使命ヲ与エラレテ、マタコノ 地上ニ アラワレタデス。デモソレヲ言ウト、怒ラレルノデ言エマセン。I’m sorry」

と回答しています。

ただし公式設定によりますと、彼らは19XX年に南極の氷河に氷漬けにされており、凍結中には発達した聴覚で世界中のさまざまな音楽を聴いていました。

そして1997年のAIR JAMで聞いた音楽をきっかけに、彼らは「音楽で世界を変えられないか」と音楽活動を志すようになります。

そして2010年、地球温暖化の影響により氷が解けてしまったため、彼らは氷漬けから復活して音楽活動を開始しました。

このことから、彼らの使命は「音楽で世界を変える」ことと推測されます。

バンド名の元ネタとその影響

マンウィズは、ライブ登場時のSEにBad Religion(バッド・レリジョン)というバンドの「Man With A Mission」という楽曲を使用しています。

またこの「Man With A Mission」という曲がが収録されているアルバム「Recipe For Hate」のジャケットは、マンウィズのように頭がオオカミ、身体は人間、という人物が描かれています。

このことから、バンド名はBad Religionの曲名に由来することは間違いなく、本人たちも「Bad Religionは自分たちにとって切っても切り離せない存在」と語っています。

バッド・レリジョンは2017年のPunk Springに来日した際、Punk Spring Extraとして2日間にわたって単独公演が開催されました。

その際のサポートバンドとして参加したのは、なんとマンウィズでした。

ここで自らのバンド名が由来する、憧れのバッド・レリジョンと対バンが実現したのです。

その際、来日前のバッド・レリジョンに向けて、マンウィズがコメントを寄せたビデオがこちら。

自分たちの名前にしてしまうほど尊敬するバンドと対バンが出来るなんて、これほどうれしいことはなかったことでしょう。

うらやましい限りです。

 

バンド名の由来とその影響

マンウィズのバンド名の由来はわかりましたが、それが彼らにどのように影響するのでしょうか。

バンド名の由来と音楽スタイルの関連性

マンウィズのバンド名の由来となるバッド・レリジョンとは、一体どのようなバンドなのでしょうか。

バッド・レリジョンは、アメリカのパンク名門レコードレーベル・エピタフに所属するバンドで、メロディック・ハードコアのスタイルを生み出したグループの代表とされています。

バッド・レリジョンの音楽性は、疾走感や哀愁をおびたメロディーと、重厚なコーラスが特徴的です。

また彼らの歌詞は宗教的なものや哲学的なものなどを扱うことが多く、難解な語彙を多用することで知られています。

マンウィズの音楽性を形容する際に、メロディック・ハードコアと分類されることも多々あることから、バッド・レリジョンから多大な影響を受けていることは間違いなさそうです。

またJean-Ken Johnny(ジャンケンジョニー)さんがインタビューの中で、自分たちの音楽性について、

”オオカミが聴いてきた音楽の歴史が単純に表れているだけで、何か新しいことをやるにしても、結局そいつが聴いてきたものの歴史が如実に表れるのが音楽制作の一番の楽しみだと思うんです。”

と語っています。

バッド・レリジョンを含め、今までマンウィズのメンバーがそれぞれ聴いてきた音楽が、今のマンウィズを作り上げている、ということですね。

また同じインタビューの中で、

”例えば本当にパンクだけをやっている、その純度の高さにものすごく憧れたりもするんですけど、やっぱり自分たちは本当にいろんなジャンルの音楽が好きで、そういう新しい衝動から得た経験と記憶と歴史というものがありますので、ハイブリッドなものにならざるを得なかったんです。”

と、自らの音楽性は一つのジャンルだけにこだわらないハイブリッド(ミクスチャー)である、とも語っています。

おまけ Jean-Ken Johnny(ジャンケンジョニー)さんが影響を受けた音楽

イギリスにKerrang!というハードロックを専門誌があり、現在はオンラインのみとなっていますが、世界中に45,000,000人もの配信を続けているウェブサイトがあります。

このKerrang!で、Jean-Ken Johnny(ジャンケンジョニー)さんが、「自分の人生を変えた10曲」についてインタビューを受けています。

  • 初めて聞き覚えた曲 Billy Joel 「Uptown girl」
  • 学生時代の思い出の曲 Nirvana 「In bloom」
  • ミュージシャンになろうと思ったきっかけの曲 Nirvana 「On A Plane」
  • 初めて練習した曲は Nirvana 「Come as you are」
  • MWAMが成功すると感じた曲は Man With A Mission 「Don’t Lose yourself」
  • ステージにダイブしたくなる曲は Foo Fighters 「My Hero」
  • 故郷を思う曲は John Denver 「Take me home, Country Road」
  • 覚えていてほしい曲 Man With A Mission 「Fly Again」
  • 一番感銘を受けた歌詞 Bob Dylan 「Blowing In The Wind」
  • 自分のお葬式で流してほしい曲 Oasis 「Champagne Supernova」

情報引用元:Kerrang!

また主に影響を受けたバンドとして、The Stone Roses, Oasis, Nirvana, Deftonesをあげています。

こうしてみると、Nirvanaからの影響も相当大きく、Nirvanaに対する深い愛を感じます。

ここに出てくるバンド名や曲名から年代を察するに、ジャンケンジョニーさんの人間としての世代は40代半ばくらい・・・?

バンド名の由来とそのマーケティング効果

マンウィズのバンド名の由来は、バッド・レリジョンというアメリカのパンクバンドであることはわかりました。

では、これがマンウィズのマーケティングに影響するのでしょうか。

  • バッド・レリジョンを含め、もともとパンクが好きな層へのアプローチとなります。
  • また海外のバッド・レリジョンファンが、マンウィズのバンド名から入ってくることもあるでしょう。
  • そもそもPunk Spring Extraでバッド・レリジョンと共演していますので、海外での認知度もますます広がったことでしょう。

ただし、マンウィズの最大のマーケティング効果は、オオカミの被り物であることには間違いありません。

被り物をしていることで、音楽のジャンルや国籍や年齢は関係なくなり、より彼らの音楽に興味を集めることが出来るのではないでしょうか。

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