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10-FEET(テンフィート)が主催する京都大作戦!その歴史と変遷

10-FEETと京都大作戦

スラムダンク」の映画版エンディング主題歌となった「第ゼロ感」が大ヒットとなり、今年で結成26年となるベテランのバンド10-FEETが、2023年NHK紅白歌合戦に初出場することになりました。

そんな彼らが毎年、地元京都で開催している野外フェス「京都大作戦」をご紹介します。

私はフジロックやサマソニを始めとした野外フェスには様々参加していますが、京都大作戦の存在は知っていたものの未経験。

私自身の2024年参加予定野外フェスの一つとして、詳細を調べてみました。

10-FEET バンドプロフィール

10-FEETは、ギターボーカルのTAKUMA、ベースボーカルのNAOKI、ドラムコーラスのKOUICHIという3人編成のロックバンドです。

シンプルな3人編成ではあるものの、彼らはロック、パンク、メロディック・ハードコア、ヘヴィメタルなど、いろいろな要素を取り入れた熱い(厚い)音を生み出します。

ライブ活動をメインに行っており、2003年6月に「nil?」でメジャーデビューと同時に、自らBADASSという事務所を設立しました。

このメジャーデビュー曲「nil?」はキリンビールの氷結ストレートのCMに起用され、その後も彼らの楽曲は、様々なTV番組、映画、CMに起用され、バンドとしての露出を増やしながら存在感を高めています。

また2007年からは京都大作戦という野外音楽フェスを主催し、毎年チケットが売り切れるほどの人気で、いまではロックファンにとって、京都の夏の風物詩となっています。

10-FEETのメンバーであるTAKUMA, NAOKI, KOUICHIは3人とも京都出身です。

京都大作戦2023の概要

10-FEETが主催する野外ロックフェス京都大作戦は、2023年もチケットがソールドアウトとなり、大成功を収めて終了しました。

2024年の情報はまだ発表されていませんが、2023年と大きな変更はなく開催されることを期待して、2023年の概要を以下の通りまとめました。

日時 2023年7月1日(土)・2日(日)9時半開場/11時開演 各日20時終演

場所 京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)特設野外ステージ

料金 中学生以上 2日通し券17,600円(税込) 1日券 8,800円(税込)

   小学生 2日通し券6,600円(税込) 1日券 3,300円(税込)

   未就学児童 大人1人に対し1人まで無料

チケット購入にあたり、「京都大作戦はんなり会」に、事前会員登録と顔写真登録が必要になります。

また小学生がチケット購入する際は、一緒に入場する大人の情報登録が必要になります。

 

京都大作戦2023のチケット販売は、下記4回のスケジュールで行われて完売となりました。

1. 2022年12月25日~2023年1月10日 超最速はんなり会プラス(年額会員)受付

2. 2023年1月16日~1月31日 はんなり会プラス(年額・月額会員)受付

3. 2023年4月10日~4月17日 オフィシャルHP1次受付

4, 2023年4月28日~5月7日 オフィシャルHP2時受付

今年のチケット発売が12月25日だったということは、京都大作戦2024の詳細は、まもなく発表になるということでしょうか??

京都大作戦ではステージが3つあり、それぞれ源氏ノ舞台、牛若ノ舞台、鞍馬ノ間、と京都らしい名前がついています。

メインステージである源氏ノ舞台の収容人数は20,000人、サブステージの牛若ノ舞台は2,000~3,000人収容のこじんまりしたステージです。

源氏ノ舞台では各日8バンド、牛若ノ舞台では各日7バンドが出演し、鞍馬ノ間ではバスケットボール8チームによるトーナメント戦が行われました。

10-FEETと京都大作戦の歴史

10-FEET主催の京都大作戦は2007年から始まりましたが、初年度は開催日に会場が台風の暴風域に入る予報だったためやむなく中止となり、幻の第1回目となりました。

また京都大作戦には毎年サブタイトルがあり、ファンを楽しませてくれます。

ここで毎年のサブタイトルをおさらいしましょう。

 

2007年

「祇園祭とかぶってごめんな祭 Sorry for clashing with GION FESTIVAL」

祇園祭と同じ日の開催だったため、こうしたタイトルとなりました。

記念すべき第1回目でしたが、台風の接近により中止となりました。

日本初の野外フェス、フジロックも第1回目は台風に直撃され、参加者の雨や寒さ対策もなく交通が麻痺するなど運営上にも不備があり中止となりました。

京都大作戦のみでなく、フジロック第1回目の惨状を教訓としている野外フェスも多いことでしょう。

2008年

「去年は台風でごめんな祭 Sorry for clashing with the typhoon last year」

タイトル通り、前年は台風直撃のため中止でしたが、2008年は無事開催となり、前年出演予定だったバンドが多々出演しました。

2009年

「暑いのに熱くてごめんな祭 Sorry for being so hot in this heat」

京都の夏は暑いですね。。

2010年

「今年も子供に戻りな祭 Return to your youth again this year」

音楽を楽しむのに年齢は関係ありません。フェスでは思いっきり子供に戻って弾けましょう。

2011年

「今年も楽しむ覚悟でいらっ祭! Get ready to come and have fun again this year」

そうです。フェスはとことん楽しむところです。

2012年

「短冊にこめた願いよ叶いな祭 May your tanabata wishes be fulfilled」

七夕の日に開催の年でした。

2013年

「天の川今年も宇治で見上げな祭 Look up at Amanogawa from Uji this year too」

この年も七夕に開催の年でした。

2日目ラストの10-FEETのステージでは、アンコールの「STAY GOLD」(Hi-STANDARD)を演奏中に、出番を終えていた元Hi STANDARDメンバーの難波と横山が参加して、難波と横山はそれぞれ楽器をNAOKIとTAKUMAから受け取り、KOUICHIのドラムにのせて「STAY GOLD」の続きを生演奏しました。

2014年

「束になってかかってきな祭! Come on everybody!」

2015年

「いっ祭 がっ祭 感じな祭! Feel the vibe!」

この年に初めてICチケット制度が導入されました。

2016年

「吸収年!栄養満点!音のお野祭! Take it! Fully nutritious! Sound vege festival!」

2017年

「心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭! Recharge your heart and soul! The 10th anniversary! Frolic freely!」。

10周年を記念して、1日多い3日間の開催となりました。

3日目のマキシマムザホルモン演奏中に、落雷の恐れがあるとして、ライブを中断し、観客を施設内の体育館やシャトルバス車内などの安全な場所へ避難させるということがありました。

2時間後にライブは再開され、その後も事故はなく無事に全バンド演奏することが出来ました。

2018年

「去年は雷雨でごめんな祭 Sorry for thunderstorm of last year」

前年の雷雨を受けたタイトルとなりました。

しかしまたもやこの年、豪雨の影響で開催中止となりました。

2019年

「倍返しです 喰らいな祭 We’ll pay you back double, take that!」

前年の開催中止をうけて、2週にわたって4日間の開催となりました。

2020年

「それぞれの一番 目指しな祭 Be the best you can」

新型コロナウイルスの影響で、4月の時点で開催中止を発表、3度目の全面開催中止となりました。

この年はほぼどの音楽フェスは中止でした。

2021年

「中止はもう勘弁してくだ祭(マジで) Give me a break! No more cancellations!」

新型コロナウイルス対策措置法に則って、来場者全員に「万能傘」が配布され、それをさすことでソーシャルディスタンス確保を行いました。

日除けや雨対策にも使えて便利そうですね。

この年も2週にわたって4日間開催予定でしたが、2週目は地元住民からの声や悪天候もあり開催中止となりました。

2022年

今年こそ全フェス開祭! Hope for whole day festivals this year!

この年はようやく2週にわたる4日間全日程の開催となりました。よかった!

2023年

今年は可能な限り全フェスに参加してくだ祭! Please take part in as many festivals as you can this year!

ようやく新型コロナ対策措置すべてが解除され、心からフェスを楽しめるようになった年です。

当初は1日目にThe Birthdayの出演が予定されていましたが、チバユウスケの体調不良によりキャンセルとなり、ヤバイTシャツ屋さんが出演となりました。

体調不良だったチバユウスケさんですが、まだ55歳という年齢で2023年11月26日に食道がんのため死去されました。

日本のロック界に多大な影響を与えた方でした😢

2024年

公式発表を待ちましょう!

 

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