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ラグビーの聖地 ロンドン・トゥイッケナム!完全観光ガイド

ロンドンのラグビー聖地の魅力

こんにちは UMIです。

私は、仕事でロンドン郊外のトゥイッケナムというエリアに住んでいたことがあります。

そこにはラグビーの聖地と呼ばれるトゥイッケナム・スタジアムがあり、その周辺にはイギリスらしい素敵な魅力がぎっしりつまった場所がたくさんあります。

今回はトゥイッケナムの魅力をご紹介いたします。

トゥイッケナム・スタジアムの歴史と特徴

まずはトゥイッケナム・スタジアムについて、ご紹介いたします。

トゥイッケナム・スタジアムは、ロンドン南西部郊外のトゥイッケナムにあるラグビー専用の競技場です。

イングランドはラグビー発祥の地であり、その中でもラグビーの聖地と呼ばれるこのスタジアムは、イングランド・ラグビー協会(RFU)が所有しており、イングランド代表のテストマッチなど国内で行う主なビックマッチに用いられるスタジアムです。

またイングランドは、ラグビーだけでなくサッカー発祥の地でもあります。

トゥイッケナム・スタジアムがラグビーの聖地と称されるのに対して、ロンドン南東に位置するウェンブリー・スタジアムはサッカーの聖地と呼ばれています。

 

トゥイッケナム・スタジアムのはじまりは、1907年にイングランド・ラグビー協会が、トゥイッケナムに10.25エーカー(41,480.28m²)の土地を購入したことに始まります。

当時の土地購入価格は、£5,500だったそうです。

ちなみに2023年12月時点で、トゥイッケナム・スタジアム近辺で敷地面積219m²の5DK庭付一軒家の値段を調べてみましたところ、£1,249,950という物件がありました。

(1ポンド=180円として換算すると、224,991,000円)

トゥイッケナムはロンドンの中心地ではないものの、裕福なエリアの一つです。

 

さて、話を戻します。

イングランド・ラグビー協会が1907年にトゥイッケナムに土地を購入し、翌年にはスタンドが建設され、最初のゲームは1909年に行われました。

当時の最大収容人数は20,000人でしたが、修繕や増設を重ねて、現在では82,000人収容できる世界最大規模のラグビースタジアムとなりました。

(参考までに、東京都調布市にある味の素スタジアムは49,970人、神奈川県横浜市にある日産スタジアムは収容人数70,000人)

 

またスタジアム敷地内には、ワールドラグビーミュージアムやイングランドラグビー公式ショップも併設されています。

下記の写真は2023年12月に撮影したものですが、ワールドラグビーミュージアムのサインによると月曜日はお休みのようですね。

 

 

トゥイッケナム・スタジアムは音楽イベントに使われることもあり、2023年にはDepeche modeとYoung Fathers がコンサートを行いました。

過去には、メタリカ、BTS、レディガガ、ローリングストーンズ、U2、リアーナなど、まさにスタジアム級なアーティストがコンサートを行いました。

 

私も過去に別のスタジアムで、マドンナ、ビヨンセ、レッドホットチリペッパーズ、コールドプレイ、ストーンローゼスなどのコンサートに行きましたが、巨大な会場で多くの人たちと同じ空間を共有するのは楽しいものです。

スタジアムサイズでのシングアロングなどは、鳥肌級の感動モノですね。

 

トゥイッケナム・スタジアムでのラグビーイベントとスケジュール(2023年12月28日現在)

2023年12月28日時点でトゥイッケナム・スタジアム公式サイトに発表されているイベントは、以下の通りすべてラグビーマッチです。

    • 30th December 2023: Big Game 15
    • 19th January 2024: An evening with Wayne Barnes
    • 10th February 2024: England v Wales – Guinness Six Nations 2024
    • 9th March 2024: England v Ireland – Guinness Six Nations 2024
    • 20th April 2024: Guinness Women’s Six Nations 2024
    • 4th May 2024: Army v Navy 2024
    • 8th June 2024: Gallagher Premiership Final 2024
    • 22nd June 2024: The Killik Cup – Barbarians v Fiji
    • 2nd November 2024: England v New Zealand – Autumn Nations Series 2024

 

残念ながら私はラグビーを語れるほど詳しくないのですが、例えば2024年2月10日シックスネイションズのイングランド対ウェールズ戦が熱いこと程度はわかります。

そこでまだチケットあるかなーと思いチェックしたところ、ホスピタリティ付(食事・飲み物・プライベートエントランス・選手インタビューなど)のチケットが、ものすごい値段でビックリしました。

値段に記載の(PP)とはPer Personで間違いないと思いますが、いくら特典付きとはいえ、一人分のチケットが£1,699(1ポンド180円換算で305,820円)ってすごすぎる。。

サマソニのプラチナチケットどころではないですね。

公式サイトによる2024年2月10日のイングランドVSウェールズ戦チケットはこちら

特典の付かない通常のチケットは、一番安くて£225程度から販売されています。

また今年最後の2023年12月30日に開催されるBig Gameとは、ハーレクイン対グロスターのゲームを中心に、途中DJやバンドのプレイがあったり花火が上がったりと、家族でも楽しめる年末のお祭りイベントです。

こちらは大人チケット£35、18歳以下£25とリーズナブルな価格です。

2023年12月28日の時点でまだチケットがあるようですので、年末ロンドンにいる方がいたらぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

下の写真はスタジアム近辺の道路に設置されていた表示灯ですが、12月30日のBig Game 15に向けて混雑を予告しています。

トゥイッケナム周辺の観光スポット

トゥイッケナムはロンドンの中心地ではありませんが、ロンドンの一部です。

トゥイッケナムからロンドンの東京駅(←個人的な感覚です)ウォータールー駅までは、サウスウェスタン鉄道で20~30分で行くことが出来ます。

またショッピングや劇場などで有名なロンドンのオックスフォード・サーカスやピカデリー・サーカスまでは、40~50分程度で行くことが出来ます。

東京の新宿・渋谷をロンドン中心部とした場合、トゥイッケナムは東京都武蔵野市とか、千葉県市川市、埼玉県和光市、といった距離感(すべて個人的な感覚です)で、普通にロンドンの通勤圏内です。

ロンドン中心部から少し離れて、せっかくラグビーの聖地トゥイッケナムに来たのですから、思いっきり観光を楽しみましょう。

 

Eel Pie Island(イールパイアイランド)

イールパイアイランド、日本語でうなぎパイ島?

テムズ川に浮かぶ小さな島で、本土とは橋が一本つながっているだけです。

このエリアは川の水が上がってきやすいようで、川沿いに駐車している車が半分くらい水没しているのを私も何度か見たことがあります。

下記写真の赤い標識は、道路が洪水になりやすいことを告知しています。

また音楽にもゆかりがあり、イールパイアイランドでプレイしたアーティストが紹介されています。

テムズ川遊歩道

イールパイアイランドまで来たら、テムズ川添いにずっと続く遊歩道がすぐにわかります。

テムズ川添いにはたいていどこでもThames Pathの標識がありますので、これに沿って歩くと迷うことはありません。

今の時期(12月末)、ロンドンは日が弱く小雨が多いため、道がぬかるんでいる場合もありますが、基本的に遊歩道は整備はされています。

川の向こう岸にも広大な美しい緑が広がり、ジョギングや散歩に最適です。

犬の散歩に連れている人もたくさんいます。

 

川沿いのパブ

お待たせいたしました、パブのご紹介です。

イールパイアイランド近辺には、川沿いに立つ素敵なパブがあります。

テムズ川をすぐ近くで見渡せるテーブルで、フィッシュアンドチップスとビールを楽しむなど、いかにもイギリスらしい思い出になるのではないでしょうか。

Barmy Arms 

イールパイアイランドを向こう岸に眺めることが出来る、最高のエリアです。

今までイギリスで食べたサンデーローストの中で、私的に1、2位を争うレベルの美味しさでした。

The White Swan 

メインのパブは道路沿いにありますが、道路を挟んですぐのテムズ川岸にも、可愛らしいオープンスペースがあります。

(メインのパブは事前にテーブル予約が出来ますが、この川岸エリアは予約が出来ませんのでご注意を)

 

トゥイッケナムへのアクセス

トゥイッケナムはサウスウェスタン鉄道の駅になります。

ロンドン中心からはサウスウェスタン鉄道で20~25分程度、ヒースロー空港からタクシーで30分(£50)程度でした。

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