最近話題のスターリンク衛星ですが、スターリンクとはなんでしょうか?寿命や現在の打ち上げ数を徹底研究!
私とスターリンク衛星との出会い
私が初めてスターリンク衛星を見たのは、2023年8月18日の確か午後8時17分頃、幕張メッセで開催するソニマニに向かう途中の千葉の上空でした。
20か30か、それくらいの数の星のような光が列をなして夜空を移動していき、3~4分かけて夜空を駆け上りながら消えていきました。
はじめはその光の列の正体がわからず、大変なものを見てしまったと思い、すぐにインターネットで調べたところ、それがスターリンク衛星であることを知りました。
私が肉眼で見たその光の列は、とてもきれいで強烈で衝撃的でした。
この頃は花火大会の時期でもあり、目撃者が続出していた時期だったようです。
それ以来私はスターリンク衛星をまた見たいという衝動に駆られて、毎日スターリンク予報アプリで方角をチェックしては、時間になるとひらけた場所でスタンバイして空を見上げています。
ただしチャンスはそう簡単には訪れず、私はいまのところ肉眼で見たのは2回だけです。
そもそもスターリンク衛星とは
スターリンクとはアメリカの宇宙企業スペースXが提供するインターネット通信サービスの名称で、低軌道衛星(高度500キロメートル程度)を使って通信網を構築しています。
これにより、従来の通信衛星よりも高速で、地球上のほぼ全域でインターネットアクセスを可能に出来ると言われています。
スペースX社は、イーロン・マスクがCEOであることでも有名です。
日本でもNTTドコモやKDDIといった大手通信業者が、2023年に入り次々とスペースX社と契約を開始して、スターリンクを利用したサービスを提供開始を予定しているようです。
2023年11月4日時点で打ち上げられたスターリンク衛星の総数は、5399機となっています。
あまり衛星の数が増えすぎることで、宇宙ゴミや天文観測の障害などの懸念が挙げられていて、最近ではスターリンク衛星の光を弱くしたり黒くしたり工夫をしているようです。
たしかに、私自身も初めて夜空に星以外の強い光の列(スターリンク衛星)を見た時には、相当なショックを受けた記憶があります。
スターリンク衛星の寿命
スターリンク衛星自体の寿命は5年と言われており、スペースX社では42,000万基の打ち上げを想定しているとのこと。
スターリンク衛星は2~3日に一度の勢いで打ち上げられており、最新では2023年11月4日に打ち上げ成功しています。
また11月には1基のみ打ち上げ予定という情報もありますが、正式な打ち上げ予定は発表はされていないようです。
2023年11月4日 スターリンク衛星打ち上げ数
2023年11月4日時点で打ち上げられたスターリンク衛星は5399基、そのうち打ち上げに失敗したものは394基、現在軌道に乗っているものは5034基、衛星として実際に運用されているものは4423基、と発表されています。
またスターシールドという衛星も2022年1月からこれまで4基打ち上げられているとのことですので、こちらも夜空で見ることが出来るのか楽しみです。
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